山之内製薬
公開日時 2001/03/21 23:00
3月22日、記者懇談会で竹中登一社長が会見。今後の事業展望について、①国内医薬品事業の増収体制堅持(現在の市場シェア4.73%→6%目標)、②米国自販体制確立、③ゲノム創薬強化――に注力すると説明。昨年、米国販売子会社山之内アメリカInc.を設立し、念願の自販準備がスタート。米国で開発後期にある3品目、①YM087(心不全、低Na血症)、②YM905(頻尿、尿失禁)、③YM992(うつ病)――が2004年に上市できればMRは500人程度、さらに販売提携やCSO活用なども検討中とした。2001年3月期連結業績(今年1月に修正)は、売上高4500億円(前期比3.8%増)、営業利益970億円(同1%増)、経常利益990億円(0.8%増)、当期利益389億円(同16%減)を達成できる見込み。