日本製薬工業協会(製薬協)
公開日時 2001/04/10 23:00
同協会が刊行した『R&D UPDATE-医薬品開発の最前線』No.7のなかで、日本オリジンの国際的医薬品(5ヵ国以上で上市)を紹介している。これによると、62年発売の抗癌剤マイトマイシン(協和発酵)から99年発売の糖尿病治療薬アクトス(武田薬品)まで、日本オリジンの国際的医薬品は59品目あることが分かった。製薬企業別では、武田が10品目でトップ、次いで山之内が6品目、藤沢薬品が5品目となっている。適応症別では感染症が27品目、高血圧症が7品目、消化性潰瘍が5品目の順。発売国数を見ると、タリビット(第一製薬)の140ヵ国を筆頭に、6品目が100ヵ国以上で発売されている。