ダイナボット
公開日時 2001/04/09 23:00
4月4日、都内で会見し、糖尿病患者を対象にした世界初の全自動血糖自己測定器「ソフタック」を発売すると発表した。同製品は、米アボット社が開発したもので、前腕・上腕・親指の付け根など神経末端が少ない部位で測定し、患者の痛みを軽減することが特徴。また、本体に過去4週間分の平均血糖値のデータを保存するメモリ機能も装備しており、オプションソフトを活用すればパソコンにデータをダウンロードすることも可能である。本体価格は2万5000円。同社では、血糖自己測定器市場を約300億円と推測、「5年後にはマーケットでリーダー的地位を占めたい」と意欲を示すとともに、帝人が3月に発売した「アトラス」との差別化については、「(ソフタックの)世界初の全自動化が大きなポイントになる」と述べた。