武田薬品工業
公開日時 2001/04/18 23:00
4月19日、「糖尿病の診断・治療は空腹時の血糖検査で本当に大丈夫?―DECODE/DECODA Studyより―」をテーマに第10回タケダ生活習慣病セミナーを開催。J.Tuomilehto・フィンランド国立衛生研究所教授がプロスペクティブな大規模疫学調査DECODE Study(欧州2万9108例)およびDECODA Study(アジア1万7666例)の結果を紹介し、糖尿病と診断された症例のうち、空腹時血糖値だけでなく糖負荷試験2時間血糖値(2hPG)を測定しなければ糖尿病を見過ごされた症例が3~4割以上にのぼったことを示し、糖尿病診断における2hPG測定の重要性を指摘した。