日本イーライリリー
公開日時 2001/05/15 23:00
5月16日、『ニューイングランドジャーナル』誌(2001年5月10日号)に、米イーライリリー社が骨形成促進剤として開発中の遺伝子組換え副甲状腺ホルモン1-34(rhPTH1-34)のフェーズⅢ試験結果が掲載されたと発表。閉経後女性の骨粗鬆症によるリスクをプラゼボ群と比較した結果、中程度~重度の椎体骨折リスクを90%減少させ、非椎体骨折のリスクを54%減少させたとするもの。同剤は、今年1月にFDAに申請しており、承認されれば閉経後女性の骨粗鬆症の治療を目的とした初めての骨形成促進剤となる。