旭化成
公開日時 2001/11/15 23:00
2002年3月期中間決算(連結)を発表。 売上高6000億5700万円(1.8%減) 営業利益237億1500万円(48.6%減) 経常利益206億5500万円(50.1%減) 当期純利益30億6200万円(75.0%減) 医薬・医療カンパニーは15億円(3.3%)増の490億円(構成比8.2%)と増収を確保したが、エレクトロニクス(35.5%減)、繊維(4.9%減)などが低迷し減収・減益。トップの骨粗鬆症治療剤エルシトニンは1億円(0.8%)減の120億円と微減。その他の既存品も伸び悩んだものの、排尿障害改善剤フリバスが7億円(53.8%)増の20億円、2000年10月発売のSNRI系抗うつ剤トレドミンが12億円と新薬が増収に貢献した。 通期連結業績は、医薬・医療カンパニーは36億円(3.8%)増の990億円と増収を見込むが、その他のカンパニーが低迷し、売上高1兆2100億円(4.7%減)、営業利益540億円(43.8%減)、経常利益470億円(45.8%減)、当期純利益90億円(64.1%減)と減収・二桁減益を予想。