中医協
公開日時 2001/12/13 23:00
14日の総会で次回診療報酬改定の方向性がまとまった。これまでの審議内容を報告書にまとめたもので、厳しい財政状況から公平に痛みを分かち合うことを確認。国民、保険者(支払い側)の負担が増えるなかで、医療機関も医療費の引き下げを応諾した形だ。 ただ、診療報酬本体の引き下げには診療側が依然強い抵抗をみせており、薬価を含めた医療費全体の改定率には言及していない。中医協はこの日で年内の審議を終了、20日の2002年度予算大蔵原案内示までに薬価と診療報酬それぞれの改定内容が決まる。折衝の山場は18日ごろとみられる。