エーザイ
公開日時 2002/02/26 23:00
内藤晴夫社長が記者会見し、2006年度の目標に連結売上高5500億円、海外売上比率51%(2800億円)を掲げた。研究開発費は、グローバルでの開発後期品目が集中することから1000億円投入を目指す。 2001年度は、15年間にわたる3期5ヵ年計画の総決算として所期の目標を達成できる見通しで、連結売上高4250億円(海外比率43%)、営業利益720億円、当期純利益360億円を見込む。アルツハイマー型痴呆治療剤アリセプトは980億円(38%増)、抗潰瘍剤パリエットは950億円(74%増)を予想。米国医薬品事業は、アリセプトとアシフェックス(パリエット)の貢献で12億1000万ドルに達する見通し。 臨床研究スピード化を目的に、2002年度上期に米国にベンチャー型臨床研究会社を設立、神経領域の新薬E2007(多発性硬化症、パーキンソン病などでフェーズi)の開発迅速化を図る計画。