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独ベーリンガーインゲルハイム社

公開日時 2002/04/23 23:00

 慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療剤Spiriva(一般名:チオトロピウム)の欧州連合相互認証手続を完了。2001年10月に取得し2002年1月に有効となったオランダの承認に基づき、数ヵ月以内に欧州連合の各国でも承認されることになる。現在までにオランダ、ニュージーランド、フィリピン、スロバキア、メキシコで承認されており、アメリカでは2001年12月にFDAに承認を申請した。Spirivaは、独ベーリンガーインゲルハイム社が発見・開発したCOPDの維持療法を適応とする気管支拡張剤で、長時間作用型のM3受容体拮抗作用を持つ。COPD治療剤として初めての1日1回投与の吸入剤。臨床研究で、スパイロメーターによる肺機能検査の結果に基づき、COPDの維持療法としてイプラトロピウムより優れていることが証明されている。今回認証された欧州連合の添付文書には、息切れや呼吸困難の改善に有効なことも含まれている。COPDは喘息より患者数の多い疾患。世界保健機構(WHO)によると、世界での患者数は約6億人に達するが、多くの場合未治療。COPD(喫煙に関連した肺疾患)による死亡者数は毎年約300万人にのぼるとされ、世界での死亡原因の4位になっている。

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