20日、３月期連結決算を発表。売上高4201億8800万円（1.8％増） 営業利益161億8300万円（32.3％減） 経常利益156億5800万円（37.3％減） 純利益84億5600万円（33.0％減）　単体では売上高2064億円（4.4％減） 営業利益163億円（23.4％減） 経常利益176億円（26.8％減） 純利益106億円（11.0％減）　連結で増収となったのは、大森薬品が5.7％増収の2561億円となったため。連結の大幅減益も大森薬品によるもので、営業欠損46億円などとなっている。　主要製品では、トップ商品のフロモックスが13.1％増の336億円、フルマリンは9.4％増の233億円、塩酸バンコマイシンは4.1％減の210億円など。　今期は植物薬品、動物用医薬品の書く事業を切り離すこと、また薬価引き下げの影響が4.5％あり、単体では減収減益、一方、連結ではオオモリ薬品の切り離しが加わるため、大幅減収ながら、営業、経常は増益となる。　連結予想は、売上高2900億円（31.0％減）営業利益190億円（17.4％増）経常利益185億円（37.3％増）純利益65億円（23.1％減）　新薬３品目を発売の予定。シェリング・プラウから導入した第２世代抗ヒスタミン剤「クラリチン」（一般名：ロラタジン）、独アスタ・メディカ社から導入し日本化薬と共同開発し日本化薬と共同開発した酢酸セトロレリクス（体外受精／胚委嘱施行時の早発排卵防止薬）と、アスタラゼネカに導出した高脂血症治療剤クレストールだ。