三共
公開日時 2002/05/19 23:00
20日、3月期連結決算を発表。 売上高5488億9300万円(0.7%増) 営業利益806億4900万円(8.1%増) 経常利益812億7200万円(9.2%減) 純利益387億9500万円(8.7%減) 営業利益の減少は販管費が125億円増加したことが大きい。そのうちの82億円はアメリカ子会社の三共ファルマ・インクがARBのオルメサルタン(米販売名:ベニカー)の発売に伴うMR増員などによる。 医薬品部門は売上高4222億円(2.6%増)営業利益804億円(6.5%減)。メバロチンはセリバスタチンの販売中止後国内ではスタチン市場が競争激化で減少(他剤に変更)したとし、国内は1181億円となり2.7%減、一方、海外へのバルク輸出は増加し、合わせると1751億円で横ばいとなった。ロキソニンは5.3%増の298億円、エスポーは9.4%減の183億円など。 今期は売上高5800億円(5.7%増)営業利益750億円(7.0%減)経常利益750億円(7.7%減)純利益330億円(14.9%減)の見込み。 新薬3品目の発売を見込み、速攻型食後血糖降下剤ファスティック39億円、Ca拮抗剤カルブロック23億円、高脂血症治療剤NK‐104が20億円と見込む。