キッセイ薬品
公開日時 2002/05/19 23:00
20日、3月期連結決算を発表。 売上高599億2900万円(1.7%増) 営業利益69億5700万円(28.9%減) 経常利益65億3400万円(36.6%減) 純利益48億3600万円(10.4%増) 営業・経常とも大幅減益の中での純利益増は、被害を受けたプリンストン債に関する訴訟で和解が成立し、和解金を特別利益に計上したため。 トップ商品のベザトールは減少傾向が続き5.5%減の138億200万円、今期も薬価改定の影響で11.4%減の115億5000万円の見込み。脳循環改善剤キサンボンも8.0%減の92億5900万円となった。前期の100億600万円がピークとなった。一方、パーキンソン病治療剤カバサールが84.6%像の57億6900万円となった。 今期は、売上高588億円(1.9%減)営業利益42億円(39.6%減)経常利益44億円(32.7%減)純利益22億3000万円(53.9%減)の見込み。薬価引き下げの影響8.6%が大きい。次期は増収増益を予想する。