杏林製薬
公開日時 2002/05/19 23:00
20日、3月期連結決算を発表。売上高623億9500万円(11.8%増) 営業利益119億6100万円(32.1%増) 経常利益122億1000万円(24.8%増) 純利益41億1700万円(39.5%増) 新薬のロイコトリエン受容体拮抗剤キプレスが31億円となり、合成抗菌剤ガチフロキサシンのバルク輸出が75.4%増の98億円に達し、大幅な増収増益となった。トップ商品の去痰剤ムコダインは8.3%増の175億円。 今期は、薬価改定の影響が8.2%あるものの、ガチフロキサシンの国内での発売で100億円、キプレスも倍以上の75億円を見こみ、売上高763億円(22.3%増)営業利益176億円(47.2%増)経常利益179億円(46.6%増)純利益70億円(70.0%増)を予想する。ガチフロキサシンは、ピーク時では成人抗菌剤市場2000億円余の20%を目指す。