ヤンセン 全身麻酔剤を承認申請
公開日時 2003/01/14 23:00
ヤンセンファーマは1月14日、全身麻酔剤の塩酸レミファンタニル(一般名)を承認申請したと発表した。日本初の、鎮痛を主目的とした静脈麻酔剤で、欧米では主流とされる全静脈麻酔法(TIVA)が可能。また、従来の吸入麻酔法で併用されるほかの全身麻酔剤の使用も低減できるという。英国グラクソ社(現・グラクソ・スミスクライン社)が開発した麻酔用オピオイド鎮痛剤で、1996年より各国で使用。99年12月、英国のグラクソ・ウェルカム社とベルギーのヤンセン・ファーマスーティカ社との間で、日本での開発権、販売権の譲渡契約を結んだ後は、ヤンセンファーマが開発してきた。