杏林/大正 抗真菌剤をスイッチOTC
公開日時 2003/01/16 23:00
杏林製薬と大正製薬は1月16日、抗真菌剤「塩酸アモロルフィン」(一般名)のスイッチOTC薬を、それぞれ「トークール」「ダマリンエース」のブランドで、水虫薬として23日から発売すると発表した。いずれも10g1900円、20g2600円。発売から1年間で、トークール2億円、ダマリンエース15億円の出荷額を見込んでいる。塩酸アモロルフィンは杏林製薬が1994年2月に医療用医薬品として「ペキロンクリーム」の製品名で上市。両社のスイッチOTC合意で、2002年10月製造承認を取得した。ダマリンエースは杏林製薬が大正製薬に最終製品を供給する。