日本化薬中間決算 医薬事業は減収減益
公開日時 2003/01/21 23:00
日本化薬は1月21日、03年5月期の中間決算を発表。売上高 598億7200万円( 4.1%増)営業利益 40億 900万円( 5.1%減)経常利益 38億4600万円(11.7%減)中間純利益 7億 600万円(160.9%増)このうち医薬事業は、売上高173億3300万円(6.2%減)、営業利益28億400万円(25.6%減)。国内向け製剤で、骨吸収抑制剤「アレディア注」、腺細胞賦活剤「サリグレンカプセル」などが伸長したものの、抗がん剤「オダイン剤」「フェアストン錠」「ランダ注」などが減少。薬価改定によるマイナス影響を、数量でカバーできなかった。通期では、全体で1238億円(前期1194億円)、医薬事業で355億円(同374億円)の売上を見込んでいる。