GSK 「イムラン錠」肺移植に適応拡大
公開日時 2003/02/02 23:00
グラクソ・スミスクラインは1月31日、免疫抑制剤「イムラン錠」(一般名:アザチオプリン)について、肺移植での拒絶反応抑制で適応追加の承認を取得したと発表した。用法・用量は肝、心移植と同じ初期量2~3㎎/㎏相当、維持量1~2㎎/㎏相当。腎移植の場合(それぞれ2~3㎎/㎏相当、0.5~1㎎/㎏相当)より、維持量の用量が多い。同剤は1969年日本で発売、腎移植の場で使用されてきた。2000年に「肝移植および心移植の拒絶反応抑制」に対して適応承認を取得。現在、世界約100ヵ国で販売されている。