大洋薬品 後発品情報提供で新システム
公開日時 2003/02/02 23:00
大洋薬品は1月31日、新医薬品情報提供システム「TAIYO DI-NET」を2月3日から稼動させると発表した。後発品の品質、安全性と有効性、適正使用に関する情報を、医療機関に迅速かつ正確に知らせるためのITシステムで、構築に1年かけたという。新システムは、同社が製造、販売する346品目の製品すべてに関する、インタビューフォーム、添付文書、くすりのしおり、生物学的同等性、溶出試験などの情報を網羅。検索の煩雑さを改善し、必要な情報を短時間に探し出せるようにした。同社は「情報が少ないとされる後発品への批判を氷解できる」としている。