GSK 総売上7%増の212億ポンド
公開日時 2003/02/16 23:00
グラクソ・スミスクラインは2月14日までに、英GSK社の02年業績を発表。総売上高は212億1200万ポンドで、前年比7%伸びた。このうち医療用医薬品は8%増の180億ポンド。米国での売上が、GSK全体の医療用医薬品事業の54%を占め、13%伸びた。抗うつ剤「セロキサート」「パキシル」が15%増の20億ポンド、ぜん息治療剤「セレタイド」「アドベアー」が96%伸び16億ポンドになった。02年4月発売した、薬剤の体内での崩壊、吸収速度をコントロールする先端技術を加えた「パキシルCR」は、発売10ヵ月で米国での新規処方箋の31%を占めるまでに成長した。全世界での営業利益は、コスト削減や効率的なビジネスマネジメントの奏効で、15%増の66億9400万ポンドになった。1株当たり利益は13%増の78.3ペンス。