テルモ 血液モニター装置新発売
公開日時 2003/03/03 23:00
テルモは3月3日、心臓の手術中に血液中の酸素や二酸化炭素、温度などを連続して測定する装置「CDI500」を新発売すると発表した。本体一台680万円で、3年後に3億円の販売を目標としている。同装置は、人工心肺装置の回路に組み込むことで患者の状態の指標となる血液中の酸素濃度、pH、温度などを連続して測定できる。従来からの、一定時間ごとに血液採取して検査室で測定する方法に加え、同装置併用で、迅速かつ継続的に変化を監視することができ、安全に人工心肺装置を制御できるという。従来機種の「CDI400」と比べ、測定可能項目を増やしたのに加え、操作性を向上させた。