ボストン・サイエンティフィック 米国で逆流性食道炎の内視鏡的治療の承認取得
公開日時 2003/05/06 23:00
米国ボストン・サイエンティフィック社は4月22日、米国FDAからプロトンポンプ阻害剤による日常的な治療が必要な逆流性食道炎患者の治療に効果的な「Enteryxテクノロジー」を販売する承認を得たと発表した。Enteryx療法は液体ポリマーを下部食道括約筋に注入、ポリマーは凝固しスポンジ状の恒久的なインプラントになり、胃酸が食道に逆流するのを防ぐ。00年に逆流性食道炎患者の主症状である胸やけを治療する処方薬に米国内で83億ドルが費やされた。同社では、Enteryx療法など内視鏡的治療が今後マーケットの10~15%を占める可能性があるとみている。