保団連 SARS受け入れで財政措置を
公開日時 2003/05/22 23:00
保団連は5月22日までに、SARS(重症急性呼吸器症候群)の集団感染を水際で防ぐことを求める要請書を坂口力厚労相に提出した。特に、外来受け入れ医療機関の感染予防対策について要望。医療保険対象外の消毒費用、職員の接触後10日間の出勤停止に伴う費用措置とその間の人員基準緩和、医院封鎖に伴う経済援助など財政措置を求めた、また、空港などでの問診強化、患者搬送用車両の空港などへの配備、具体的な行動計画指針提案、情報提供整備とプライバシー保護への配慮、国民向け広報活動強化と相談窓口24時間体制なども合わせて要望した。