ICH運営委・作業部会 2トピックがステップ4に到達
公開日時 2003/11/12 23:00
厚生労働省は11月12日、ICH6本会議(大阪国際会議場)に先立ち9~11日に
開かれた運営委員会/専門家作業部会の結果を発表。2つのトピックがステッ
プ4に到達し、国内規制に取り入れられる段階に達するとともに、2つのトピ
ックがステップ2に到達し、関係者から意見聴取が行われることになった。
新トピックについては、医薬品の品質およびGMPに対するリスクに基づくアプ
ローチの取り組みに関して、「製剤開発」(Q8)の作業を今回から開始すると
とともに、「リスク管理」(Q9)を正式トピックとすることを合意した。重大
な不整脈発現を予測するための臨床評価GL(E14)については、ステップ4に
向け、次回ワシントン会議で引き続き議論することになった。
今回ステップ4に上がったのは、E2D(承認後の安全性データの取り扱い)とE
5(海外データの活用)のQ&A。ステップ2に上がったのは、Q5E(バイオテクノ
ロジー応用医薬品の製法変更後の同等性比較の品質部分)と、E2E(市販後安全
対策=ファーマコビジランス・プランニング)。