緑内障患者 3分の1がコンプライアンス不良
公開日時 2003/12/14 23:00
緑内障患者の全国組織「緑内障フレンド・ネットワーク」はこのほど、会員を
対象にした点眼・服薬コンプライアンスの実態調査結果をまとめた。それによ
ると、途中でやめるなど3人に1人が指示通りに薬剤を使っていないことが明
らかになった。ひと月の自己負担では3000円を超えると6割以上が負担に感じ
ていた。
調査は今年9月に会員859人に実施した。緑内障患者は1日1回~数回の薬剤に
よる眼圧下降治療が必要だが、「点眼・服薬を忘れたことがある」のは18.6%、
「中断したことがある」も13.2%で、全体の3割以上がコンプライアンス不良
だった。