予算原案 長期連用健康被害の「使用実態調査」は満額
公開日時 2003/12/23 23:00
財務省の04年度予算原案で、医薬食品局関連の主な項目は次の通り。〔 〕は
03年度予算額、< >は概算要求額。
・新機構設置による安全対策業務の充実強化=2億8800万円〔2億4300万円〕
<6億9000万円>
・医薬品等安全性情報報告制度推進(薬事法改正で医療機関や薬局からの副作
用報告が法定化されたことに伴い電子報告システム開発や報告内容、範囲標準
化を検討)1200万円〔新規〕<1400万円>
・医薬品使用実態調査・安全対策推進事業(医薬品の長期連用で健康被害が引
き起こされる場合があることから実態調査を実施)800万円〔新規〕<800万円
>
・市販後安全対策充実強化(副作用報告を質的・量的に拡大)1億2900万円
〔1億100万円〕<1億6000万円>
・生物由来製品感染等被害救済制度(医薬品副作用被害救済業務を拡大)2000
万円〔700万円〕<2000万円>
・新機構による審査業務充実=5億6300万円〔8700万円〕<6億9000万円>
・審査体制等の整備=9億1700万円〔10億5900万円〕<9億9900万円>