厚労省・調査 高齢者の外来患者3年で1割減
公開日時 2003/12/25 23:00
厚生労働省は12月25日、02年患者調査の概況をまとめた。人口10万対の受療率
は入院1139で、99年の前回調査1170から2.6%減少。外来5083で、5396から5.8%
減少した。また、このうち、65歳以上は入院3706で、3906から5.1%減少。外
来1万1481で、1万2824から10.5%減少した。
都道府県別に入院受療率が最も高いのは高知2233(前回2287)で、最も低い千
葉742(733)の約3倍。外来で最も高い佐賀6361(6622)は、最も低い沖縄32
67(3477)の約2倍。
疾病分類別に人口受療率が高いのは、入院は「精神及び行動の障害」258(263)
、「循環器系疾患」246(250)、「新生物」131(134)など。外来は「消化器
系疾患」951(1019)、「循環器系疾患」704(798)、「筋骨格系及び結合組
織の疾患」693(699)などだった。