アボット ヒューミラ来年12億ドルへ、TAPプレバシッド・ルプロン不調
公開日時 2004/04/11 23:00
米アボットが4月8日発表した04年1―3月期決算は、売上高が13.9%増の52
億1600ドル、純利益は2.7%増の8億2300万ドルとなった。03年1月に上市し
た抗リウマチ薬ヒューミラの売上は1億4900万ドル(うち米国1億200万ドル)
と会社予想を越える伸びを示し、05年には12億ドル以上を予想している。
主要製品では、HIV治療薬カレトラが27.2%増の1億8900万ドル、排尿障害治
療薬フローマックス(ハルナール)が53.7%増の2億2700万ドルとなるなど他
の主力品も堅調。
武田薬品工業の米国全額出資子会社とと折半出資会社であるTAP社のPPIプレバ
シッド(タケプロン)は14.6%減の6億7900万ドル、前立腺がん治療薬ルプロ
ン(リュープリン)は15.2%減の1億8100万ドルと不調。