厚生労働省は４月27日までに、このほど薬価収載した６成分10品目のうち、キ
ッセイ薬品工業の糖尿病用剤「グルファスト錠」など３成分について、効能・
効果や用法・用量、安全性といった添付文書の内容を、「留意事項」として通
知した。同剤については、「２～３ヵ月投与しても効果が不十分な場合にはよ
り適切と考えられる治療への変更を考慮する」などとした。

また、アボットジャパン、丸石製薬の催眠鎮静・抗不安剤「プレセデックス静
注液200ｕ（マイクロ）g『アボット』」、「同『マルイシ』」については、
「投与は24時間を超えないこととされているので、使用にあたっては十分留意
すること」とした。日本チバガイギーの加齢黄斑変性症治療薬「ビスダイン静
注用15mg」は、「規定の講習を受け、光線力学的両方の安全性・有効性を十分
に理解し、製剤の調製・投与およびレーザー照射に関する十分な知識・経験の
ある眼窩専門医のみが実施すること」とした。