厚労省 ウイルス感染抑止で輸血ガイドライン策定へ
公開日時 2004/07/07 23:00
厚生労働省は7月7日の薬事・食品衛生審議会血液事業部会で、血液製剤の適
正使用推進を目指す「輸血医療マネージメント・ガイドライン」(仮称)を策
定すると発表した。受血者(患者)へのウイルス感染などの健康被害をできる
だけ生じないようにするため、輸血によるリスクを医療関係者や患者に正しく
認識させる目的。感染リスク抑止策ではこのほか、(1)健康な献血者の確保
推進(2)検査目的の献血防止(3)血液製剤の検査・製造体制充実(4)輸
血後感染症対策――を充実させる。