小児科医会・産婦人科医会 風しん予防接種呼びかけポスター作製
公開日時 2004/07/07 23:00
風しんの患者報告数が増加していることから日本小児科医会、日本産婦人科医
会は7月7日までに、一般向けの普及啓発用ポスターを作製した。厚生労働省
が、全国の都道府県、市町村、保健所などに配布した。母体の感染による先天
性風しん症候群(CRS)発生を防ぐために、予防接種を受けるよう勧める内容。
厚労省などによると、風しんの患者報告は6月中旬までに、00年以降の年間報
告数を突破。CRSの発生は99年以降、毎年ゼロか1件だったが、今年はすでに
5件の報告が寄せられている。