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厚労省・部会 類似性評価システム整備をWGで検討

公開日時 2004/07/21 23:00

厚生労働省の「医療安全対策検討会」医薬品・医療用具等対策部会は7月21日、
下部組織としてこのほど設置した「医薬品類似検討ワーキンググループ(WG)」
(座長・土屋文人東京医科歯科大学歯学部付属病院薬剤部長)の取り組む検討
事項について議論した。(1)名称類似性評価システム(データベース)整備
と評価フロー(判断基準)作成(2)小スペースで免除されている表示事項の
規定見直し(3)PTPの「押し出しマーク」「リサイクル用『プラ』マーク」
見直し――などに重点を置くことを決めた。

この日の会合では、名称の類似性の判断について、「キシロカインの点滴用と
静注用取り違えによる事故続出は、救急の現場で使用されるという認識が名称
をつける際に不足していたため。現場からの情報を吸い上げるべき」などの意
見が出た。「名称を変更する際に、企業は『使用の安全のための変更』と医療
機関向けに広報してはどうか」との提案があり、部会・WG委員の吉澤潤治日本
製薬団体連合会調査役は、「会員向けに啓蒙していきたい」と応じた。

WGは、従来部会の下にあった、規格、名称類似、注射薬の外観類似、輸液、眼
科用剤――の5WGを統合して設置。厚労省医薬食品局安全対策課長が招集する。

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