感染研・週報 手足口病が増加傾向
公開日時 2004/08/15 23:00
国立感染症研究所が8月13日にまとめた感染症週報・第31週(7月26日~8月
1日)によると、手のひらや足の裏、口の中に発疹や水疱ができる「手足口病」
の患者が増加している。定点当たり報告数は、第20週(0.13)から29週(1.30)
まで緩やかに増加し続けた後、30週には1.24に微減したが、31週には再び1.30
になった。都道府県別では、大分(5.17)、北海道(3.22)、長野(3.13)な
どでの報告が目立つ。
また、このほど死亡例が報告された腸管出血性大腸菌感染症の報告数は198例
で、1週間の報告数としては第29週(213件)に次いで多い。31週までの累積
報告数は1668例で、昨年の同じ時期までの累積報告数(1194例)よりかなり多
い。