厚労省・報告 薬局4万9956ヵ所
公開日時 2004/10/25 23:00
厚生労働省が10月25日まとめた03年度保健・衛生行政業務報告結果(衛生行政
報告例)によると、全国の薬局数(年度末)は4万9956ヵ所で、前年同期(4
万9332ヵ所)から624ヵ所(1.3%)増加した。薬局のない町村は624ヵ所(前
年同期583ヵ所)だった。人口10万対薬局数は39.1で、都道府県別にみると、
佐賀(57.5)、広島(53.9)、山口(51.4)など西日本で高く、福井(29.0)、
石川(29.1)、富山(29.5)など北陸地方で低い。
また、1年間に人工妊娠中絶を受けたのは31万9831件(前年同期32万9326件)
で、15歳以上50歳未満女性人口1000当たり実施率は11.2(11.4)。5歳刻みの
年齢構成別では、20~24歳の実施率が20.2(20.3)で他の年齢層より高いが、
今回の報告から20歳未満について詳細に調べたところ、19歳(19.9)、18歳
(15.7)も高い数値となっている。