協和発酵 抗体活性化技術で提携加速、国内営業も健闘
公開日時 2004/11/10 23:00
協和発酵は11月10日、05年3月期中間決算を発表した。03年2月に米国に設立
した抗体医薬開発ビジネス会社バイオワによる独自の抗体の活性化技術(高AD
CC活性抗体作製技術)のライセンシング契約交渉が順調に推移。03年10月に米
メダレックスと締結、続いて他の2社とも
成約し、04年6月にはバイオジェン・アイデックとも契約を締結。現時点で成
約数は4件10抗体となっている。米国に加え、欧州でのパートナリングの契約
交渉も進めていることを明らかにした。また、米国で悪性黒色腫を対象とした
フェーズ1/2aを進めており、09年頃の申請を予定。
国内市場では、抗アレルギー薬アレロック、がん疼痛治療剤デュロテップ、抗
真菌剤イトリゾールなどが伸長。競合品が多いアレロックの健闘について「皮
膚科領域で適応が多いのが要因。資源の投入効果を定量的に解析するスマート
(セールスアンドマーケティングトランスフォーメーション)と呼ぶ営業刷新
活動の効果も出つつある」としている。
●〔医薬中間業績(前期比)通期予想(当初)前期実績〕
売上高 806億8900万円(12.5%増)1550億円(1450億円)1428億8100万円
営業利益90億5900万円(72.8%増)155億円(135億円)119億4300万円
●〔主要品売上高(前期)通期予想(当初)前期実績、単位:億円〕
コニール 140(142)284(284)289
イトリゾール 191(120)335(227)234
アレロック 66(55)171(171)133
デュロテップパッチ 62(40)123(117)88
デパケン 51(49)98(96)98
アドリアシン+ファルモルビシン 46(44)90(86)89
ナウゼリン 31(31)70(65)71
セルテクト 31(34)64(63)70
イノバン+プレドパ 23(26)50(52)53
ノイアップ 24(24)47(47)48
5FU(全剤型) 18(23)36(39)44
ナベルビン 7(7)14(14)14
イマジニール 5(7)10(10)13