GE研 ウェブ上で製品、企業比較可能なサイト立ち上げ
公開日時 2004/11/29 23:00
日本ジェネリック研究会(会長・武藤正樹国立病院機構長野病院副院長)は、
医師、薬剤師が後発医薬品を選定する際の情報をウェブ上で提供する、「ジェ
ネリック医薬品情報システム(GIS)」をスタートさせる。メーカーの提供情
報などから、企業間、品目間比較ができる形式。将来的に、利用者の声を反映
させ、ユーザーによる企業、品目の評価も掲載していく。11月27日の第3回学
術大会で、武藤会長が明らかにした。05年1月をめどにプレリリース、4月に
本格稼働する。
開始時点ではまず、企業情報として、GMP査察評価資料、製造ライントラブル
回避対応の有無、緊急連絡体制、都道府県ごとのMR数や取り扱い業者連絡先、
過去の販売中止の状況などを掲載。製品に関しては、適応症の内容、先発品や
他の後発医薬品と比較しての付加価値、販売包装単位から、特許紛争の有無ま
で調べ掲載する。