厚労省など 救急救命士のエピネフリン投与解禁へ
公開日時 2004/12/02 23:00
厚生労働省と文部科学省は12月2日、救急救命士が心肺機能停止状態の患者に
対し、副腎ホルモン剤「エピネフリン」(一般名)を投与できるようにする、
救急救命士法施行規則など関係省令の改正案をまとめた。投与は医師の具体的
指示を受け実施。救急救命士養成所では、専門基礎分野と専門分野の単位数を
増やし教育内容を充実させる。
厚労省の検討会が03年12月、06年4月をめどに、救急救命士に限定的な薬剤投
与を認めることを内容とした報告書をまとめた。両省は改正案に対する一般か
らの意見を募集。応募方法など詳細は、政府のパブリックコメント専用サイト
(http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public)へ。