日本ジェネリック研究会（会長・武藤正樹国立病院機構長野病院副院長）は12
月２日までに、患者が後発品の処方を依頼するため医療機関で提示する「ジェ
ネリック医薬品お願いカード」を作成した。全国の健康保険組合などを通じ、
被保険者らへの普及を目指す。希望があれば、医療機関などにも配布する。

窓口一部負担が安くなる後発品を処方してもらいたくても患者としては医師に
頼みづらい、との声があることから作成を決めた。カードは名刺大で、裏面に
「ジェネリック医薬品または一般名での処方をお願いします」「ジェネリック
医薬品を処方できない、あるいはふさわしくない場合があることも理解してい
ます」と印字されている。