米タップ 帝人から導入した痛風・高尿酸血症治療薬をFDAに申請
公開日時 2004/12/16 23:00
武田薬品工業と米アボット社の共同出資会社米タップ社が12月14日、帝人ファ
ーマから導入した新規痛風・高尿酸血症治療薬をFDAに承認申請した。武田と
帝人が16日発表した。承認されると、タップの販売製品は前立腺がん治療薬ル
プロン(リュープリン)、PPIプレバシッド(タケプロン)に続き3品目目と
なる。また、タップは独シエーリング社から導入したJ-867を開発中で、子宮
筋腫がフェーズ3、子宮内膜症がフェーズ2の段階。
タップが14日に申請したのは新規キサンチンオキシダーゼ阻害剤で、1日1回
服薬で効果を発揮する。帝人は欧州でも仏イプセン社と申請準備を進めている
という。日本では帝人が申請中(TMX-67)。