2005年年頭所感集
公開日時 2005/01/05 23:00
●武田薬品工業(長谷川閑史社長)「世界的製薬企業への変革に向けての進捗
に関しては満足できる状態にはない。最大の課題である将来の成長の源泉の創
出については、中期計画策定時に見込んでいたあるべき姿とのギャップはまだ
大きい」
●三共(庄田隆社長)「今年は2010年度経営ビジョン達成のための次期中期経
営計画を策定する。この中で、目指したい会社の姿を示すつもりだ」
●山之内製薬(竹中登一社長)「大きな環境変化の中、一人ひとりがファース
トムーバーとなってスピードをもって変革するとともに、強いチャレンジ精神
で競争を勝ち抜いてほしい」
●エーザイ(内藤晴夫社長)「05年は06年を最終年とする中期計画の達成に向
けた大切な年」
●藤沢薬品工業(青木初夫社長)「過去の成果を尊重しながらも、将来に目を
向けて新鮮な気持ちで明るい未来への第一歩を踏み出してほしい」
●大正製薬(上原明社長)「大正富山医薬品は3年目を迎えた。今年は企業文
化を築く上で重要な年だと思っている。また、新製品のないこの時期だからこ
そ、MRの基本的な営業姿勢や行動倫理を根本から見直せるチャンスだと考える」
●田辺製薬(葉山夏樹社長)「レミケードに課せられた全例調査では5000症例
の患者登録が完了。今後、解析を順次進め本年夏ごろにすべての結果を報告す
る予定。次に、日本では喘息でフェーズ2、COPDでフェーズ2準備中の段階に
あるロフルミラストの早期開発を全社挙げて推進していく」
●大日本製薬(宮武健次郎社長)「統合に向け準備をスムーズに進めたい。新
会社は国内製薬企業の中でトップ5を目指し、将来的には欧米を中心とした海
外市場での自社販売も視野に入れている」
●協和発酵(松田譲社長)「あの事業意欲たくましい創業の精神が、会社が大
きくなるとともに薄れてきている。創業の精神に立ち返って事業性意識を高め、
新たな協和発酵グループを作るため、再スタートしよう」
●住友製薬(岡本康男社長)「心を合わせて頑張れば、必ず立派な会社になり、
明るい未来を拓くことができる」
●帝人ファーマ(大八木成男社長)「飛躍的に事業規模を拡大するために、M&
A機会の追求、アライアンスやベンチャーへの資源投入等についても、引き続
き積極的に取り組んでいく」
●ヤンセンファーマ(関口康社長)「本年は主力品の競合が更に厳しさを増す
が、高い目標を掲げるチャレンジ精神と目標をやり遂げるタフネスをこれまで
同様に社員個々が示すことができれば、引き続き高い成果をおさめられるもの
と確信している。R&D体制の抜本的強化を最も重要な課題として強力に推進し
ていく決意だ」
●万有製薬(平手晴彦社長)「昨年はコミュニケーションアンドチームワーク
をテーマに全社を挙げて情報の共有化と連携プレーによる目標達成に取り組ん
できた。今年は、これに加えて実行を掲げていく」