厚労省 「真空採血管」逆流による交差感染回避など指示
公開日時 2005/01/10 23:00
厚生労働省は1月4日付通知で、真空採血管など関連医療用具について、製造・
輸入販売業者に、適切な採血方法や逆流のリスクを添付文書で周知徹底するよ
う指示した。03年11月にも同様の措置を求め通知を出したが、改良型の製品が
供給されることから、改めて自主点検を求めた。(1)交差感染を避けるため
ホルダーは患者ごとの使用とする(2)駆血帯をかけた後に皮膚消毒を行う―
―ことを、添付文書の記載事項として新たに加えた。
また、駆血帯を外すタイミングが、最初の採血管をホルダーに装着する前か、
採血管をホルダーから抜去した後か、などによって製品を類型化し、それぞれ
で添付文書に必要な記載内容を示した。