厚労省・専門委 一般薬61製品群をリスク分類
公開日時 2005/01/17 23:00
厚生労働省の「医薬品のリスクの程度の評価と情報提供の内容等に関する専門
委員会」(委員長=埜中征哉国立精神・神経センター武蔵病院名誉院長)は1
月17日、5回目の会合を開き、一般用医薬品の副作用に関し、医療用医薬品の
添付文書と照らし合わせるリスク分類作業を終えた。全85製品群のうち、漢方
製剤や検査薬などを除く61製品群を対象とした。
作業は昨年11月の第2回会合からスタート。薬理作用、誤使用の恐れといった
計18の項目ごとに、同じ成分を含有する医療用医薬品では添付文書でどのよう
に記載されているかをワークシートに書き出した。このうち、重要なファクタ
ーとされる併用禁忌、重篤な副作用、適応禁忌の各項目に記載した内容につい
ては、今後、「副作用の危険が高い」「危険が低い」「危険なし」のおおむね
3段階でリスク評価する。