厚労省 小児用量設定で再審査期間延長
公開日時 2005/01/18 23:00
厚生労働省は1月18日までに、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)と
アレルギー性疾患治療剤の2成分3品目について、「小児の用量設定に関する
市販後臨床試験などを実施する必要がある」として、再審査期間延長を決めた。
薬事法と関係省令によると、治験では十分な情報収集が困難な小児集団につい
ては、使用経験の情報を集積する目的で、再審査期間を一定期間延長するとさ
れている。
対象と延長期間は次の通り。かっこ内は申請企業。
選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)「マレイン酸フルボキサミン」
(ソルベイ製薬)、「ルボックス錠25m」「同50」(同)、「デプロメール錠
25」「同50」(明治製菓)=2009年4月6日まで▽アレルギー性疾患治療剤
「アレグラ錠60mg」(アベンティスファーマ)=08年9月21日まで