厚労省 へき地医療で第10次計画策定へ検討会
公開日時 2005/01/20 23:00
厚生労働省は1月20日、「へき地保健医療対策検討会」の設置を決めた。同24
日に初会合を開く。無医、無歯科医地区での医療提供体制を確保するため厚生
省(当時)は1956年から、へき地保健医療計画に基づき対策を実施。05年度に
その第9次計画が終了することから、第10次計画(06~10年度)策定に向けた
検討を行う。委員は地域医療の専門科など16人で構成。6月ごろまでに5~6
回会合を開き、報告書をまとめる。
01年度スタートの第9次計画は、都道府県単位で「へき地医療支援機構」を設
置し、同機構の指導により診療所への代診医派遣、研修機能といった診療支援
を行う「へき地医療拠点病院群」を構築する事業などを盛り込んだ。