米メルク バイオックス回収で純利益が大幅減
公開日時 2005/01/26 23:00
米メルクが1月25日発表した04年10―12月期決算によると、売上高は前年同期
比2%増の57億4800万ドル、純利益はバイオックス(COX-2阻害剤)を全世界
で自主回収した影響で、21%減の11億100万ドル。ゾコール(高脂血症)が8%
増の13億1100万ドル、フォサマックス(骨粗鬆症)が28%増の8億3100万ドル、
コザール/ハイザール(ARB)が11%増の7億6400万ドル、シングレア(喘息)
が44%増の7億3100万ドル。
04年1―12月通期決算は、売上高が2%増の229億3900万ドル、純利益が15%
減の58億1300万ドル。ゾコールが4%増の51億9700万ドル、フォサマックスが
18%増の31億6000万ドル、コザール/ハイザールが14%増の28億2400万ドル、
シングレアが30%増の26億2200万ドル。
【主力品05年売上見込み】
ゾコール 42~45億ドル
フォサマックス 33~36億ドル
コザール/ハイザール 29~32億ドル
シングレア 29~32億ドル