厚労省 中学生向け臓器移植PRパンフ作成
公開日時 2005/01/31 23:00
厚生労働省は1月31日、中学生用の臓器移植啓発パンフレット(3年生向け)、
ハンセン病を正しく理解するパンフレット(1年生向け)を相次いで公表した。
このうち、臓器移植パンフは今年度初めて作成。「今、わたしたちにできるこ
と」として、「家族とよく話し合い、臓器提供意思表示カードやシールに自分
の臓器提供に関する意思を表示しましょう」とアピールしている。カード、シ
ールへの記入は、中3の年齢である15歳から有効。
一方、ハンセン病パンフは、元患者への差別、偏見をなくす内容。02年度から
配布している。文部科学省をじ全国の中学校に配布する。厚労省はこれら以外
に、05年度事業として、16歳から可能な献血についても中学生向けのPRパンフ
を配布する計画。