厚労省 未承認薬検討会議に対象リスト提出へ
公開日時 2005/02/15 23:00
厚生労働省は、2月22日開催予定の第2回未承認薬使用問題検討会議(座長・
黒川清日本学術会議会長)に、今後検討対象となる、海外で承認済みの国内未
承認薬をリストアップして提出するもようだ。第1回会合(1月24日)では結
腸・直腸がん治療薬オキサリプラチン、悪性胸膜中皮腫治療薬ペメトレクスド、
多発性骨髄腫治療薬サリドマイドの3剤を新たな治験の枠組みに導入すると決
めたが、次回提出リストには、抗がん剤以外の未承認薬も含まれると見られる。
同会議は05年度からの本格始動を前に、今年度中をめどに具体的な進め方を決
定する。第2回会合では「未承認薬の使用機会の提供と安全確保のための方策」
も議題として挙がっているほか、3月に第3回を開くことになりそう。