独バイエルは10月26日、米ジョンソン・エンド・ジョンソンと経口直接作用型
Xa因子阻害剤BAY59-7939の共同開発とライセンス契約で合意したと発表した。
J&Jは、グローバルでの開発費を分担する一方、米国での循環器専門医・プラ
イマリーケア領域・病院のスペシャリティ市場での独占販売権を獲得。バイエ
ルは米国での病院およびスペシャリティ市場へ共同プロモーションを行う権利
を持つ。米国を除く地域での独占販売権は引き続きバイエルが所有。現在フェ
ーズ２が進行中だが、数週間以内に静脈血栓塞栓症の予防効果を確認するため
のフェーズ３が開始される予定としている。