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薬食審・第一部会 ヤンセンの全身麻酔用鎮痛剤など3品目が通過

公開日時 2006/07/20 23:00

厚生労働省の薬事食品衛生審議会・医薬品第一部会は7月20日、ヤンセンファ
ーマの全身麻酔用鎮痛剤「アルチバ静注用」など新有効成分3品目の承認を決
めた。薬事分科会を経て正式承認される見通し。アルチバは血中半減期が3~
5分と短く体内蓄積が少ないため、手術中に病態が急変した場合でも用量調節
が容易にできるのが特徴だ。

このほか、グラクソ・スミスクラインの抗パーキンソン病薬「レキップ」はド
ーパミンD2受容体作動薬。類似薬はビ・シフロール(日本ベーリンガー)など
複数ある。第一製薬の超音波造影剤「ソナゾイド注射用」は、超音波機器で肝
臓の病変を診断する際に使用する診断薬。アルチバを含めて、3成分とも再審
査期間は6年間。

この日の部会は血小板減少を改善するAMG531(アムジェン)と多発性嚢胞腎の
進行を抑制するトルバプタン(一般名、大塚製薬)をそれぞれ希少疾病用医薬
品に指定した。いずれも開発はスタートしている。

また、アステラス製薬の不眠症治療薬「マイスリー」は再審査期間を6年間か
ら10年間に延長することも認めた。再審査期間は2010年9月21日までとなる。
同社が小児の用法・用量設定と有効性・安全性を把握する目的で新市販後臨床
試験を計画しているため。

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