アトピー性皮膚炎で新標的の外用剤 PNHに初の経口薬
24年中に新たな選択肢として登場へ
公開日時 2024/01/01 00:00
ミクス編集部がまとめた開発パイプラインリスト2024年1月版では、複数の製薬企業が開発競争を繰り広げ、新薬が近年登場した疾患領域においても、アンメット・メディカル・ニーズの充足に向けた新薬開発が加速していることを確認した。ヤヌスキナーゼ(JAK)やインターロイキン(IL)‐13を標的とする新薬の承認がほぼ一段落したアトピー性皮膚炎では、新たな標的の外用剤が申請中。補体を標的とする抗体薬で生命予後が改善した希少疾患の発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)に対しては、抗体薬の課題に対処し得る経口薬などが申請まで進んだ。レカネマブの上市で注目を集める認知症では、すぐ後をドナネマブが追う。いずれも2024年中に新たな治療選択肢として登場する見込みだ。アトピー性皮膚炎「ステロイド以外で皮膚刺激少ない」選...