大日本住友製薬 新中期経営計画策定に着手
公開日時 2006/08/01 23:00
大日本住友製薬は、3ヵ年にわたる新しい中期経営計画(07年度~09年度)の
策定に着手した。今年5月に中期経営計画推進室を組織化し、7月末から経営
陣を交えて基本方針の検討に入った。課題となる海外展開などを踏まえて具体
化していく。06年度末までに公表する方針。宮武健次郎社長が8月1日の記者
会見で明らかにした。
また、宮武社長は、国内で塩野義製薬と共同開発(フェーズ3)しているARB
「イルベサルタン」を2ブランド2チャネルで並行販売する予定であることも
明かした。「グローバルで売上高2300億円の製品で、大変期待している」と、
統合時の経営目標として掲げた国内事業の強化に弾みをつけたいとの考えを示
した。